環境音認識/アクティブセンシング/センサ融合/特徴抽出
サービスロボットに関連する用語を規定しているサービスロボット用語において、”c)要素技術”の分類の中で、”2)環境センシング”に分類されている用語のうち、『環境音認識』、『アクティブセンシング』、『センサ融合』、『特徴抽出』のJIS規格における定義その他について。
学習用ロボット、お掃除ロボット、2足歩行ロボット、ユビキタロボットなどのサービスロボットの種類や名称、サービスロボットの形態、用途、ヒューマンインタフェース、操縦技術、知能、安全、制御などに関連する用語として、サービスロボット用語(JIS B 0187)において、”c)要素技術”の分類の中で、”2)環境センシング”に分類されているサービスロボット用語には、以下の、『環境音認識』、『アクティブセンシング』、『センサ融合』、『特徴抽出』などの用語が定義されています。
サービスロボット用語(JIS B 0187)
⇒【c)要素技術 > 2)環境センシング】
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3470
用語: 環境音認識
定義:
自然音、合成音(人工音)などの環境音を認識すること。
対応英語(参考):
environmental sound recognition
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3480
用語: アクティブセンシング
定義:
探索動作又は行動と認識の並列動作に基づいてセンシング(※1)すること(JIS B 0185 参照)。(※2)
対応英語(参考):
active sensing
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3490
用語: センサ融合
定義:
複数のセンサからの情報を融合することによって、新たな情報を得る処理(JIS B 0185 参照)。
対応英語(参考):
sensor fusion/sensor data fusion
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3500
用語: 特徴抽出
定義:
画像データから計測対象の固有の幾何学的性質を現す特性値を取り出すこと(JIS B 0185 参照)。
対応英語(参考):
feature extraction
(※1)
センシングとは、センサによる物理量の信号変換とその情報処理をあわせて、ロボットの制御に必要な情報を抽出することをいいます。
(※2)
JIS B 0185(知能ロボット-用語)についてはこちらを参照ください。
知能ロボット