すべりセンサ/視覚/視覚センサ/全方位視覚/アクティブビジョン
サービスロボットに関連する用語を規定しているサービスロボット用語において、”c)要素技術”の分類の中で、”2)環境センシング”に分類されている用語のうち、『すべりセンサ』、『視覚』、『視覚センサ』、『全方位視覚』、『アクティブビジョン(能動ビジョン)』のJIS規格における定義その他について。
学習用ロボット、お掃除ロボット、2足歩行ロボット、ユビキタロボットなどのサービスロボットの種類や名称、サービスロボットの形態、用途、ヒューマンインタフェース、操縦技術、知能、安全、制御などに関連する用語として、サービスロボット用語(JIS B 0187)において、”c)要素技術”の分類の中で、”2)環境センシング”に分類されているサービスロボット用語には、以下の、『すべりセンサ』、『視覚』、『視覚センサ』、『全方位視覚』、『アクティブビジョン(能動ビジョン)』などの用語が定義されています。
サービスロボット用語(JIS B 0187)
⇒【c)要素技術 > 2)環境センシング】
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3431
用語: すべりセンサ
定義:
すべり覚(※1)を実現するためのセンサ(JIS B 0185 参照)。(※2)
対応英語(参考):
slip sensor
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3440
用語: 視覚
定義:
光学的情報に関する感覚(JIS B 0185 参照)。
対応英語(参考):
vision sens/visual sense
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3441
用語: 視覚センサ
定義:
視覚を実現するためのセンサ(JIS B 0185 参照)。
対応英語(参考):
vision sensor/visual sensor
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3450
用語: 全方位視覚
定義:
全周囲環境の障害物(※3)及び参照物の位置を高速に認識するために用いる視覚。
対応英語(参考):
omni-directional vision
分類: サービスロボット用語 > c)要素技術 > 2)環境センシング
番号: 3460
用語: アクティブビジョン(能動ビジョン)
定義:
画像入力装置の位置及び状態を、目的に応じて変化させながら複数の画像を取得することのできる視覚システム(JIS B 0185 参照)。
対応英語(参考):
active vision
(※1)
すべり覚とは、ロボットと物体との接触面内での相対的動きを検出する感覚のことです。
(※2)
JIS B 0185(知能ロボット-用語)についてはこちらを参照ください。
知能ロボット
(※3)
障害物とは、移動の障害となる物体のことです。