2足歩行ロボット/人間形ロボット/顔ロボット/動物形ロボット
サービスロボットに関連する用語を規定しているサービスロボット用語において、”b)分類”の分類の中で、”1)形態””に分類されている用語のうち、『人間形ロボット』、『2足歩行ロボット』、『顔ロボット』、『動物形ロボット』のJIS規格における定義その他について。
学習用ロボット、お掃除ロボット、2足歩行ロボット、ユビキタロボットなどのサービスロボットの種類や名称、サービスロボットの形態、用途、ヒューマンインタフェース、操縦技術、知能、安全、制御などに関連する用語として、サービスロボット用語(JIS B 0187)において、”b)分類”の分類の中で、”1)形態””に分類されているサービスロボット用語には、以下の、『人間形ロボット』、『2足歩行ロボット』、『顔ロボット』、『動物形ロボット』などの用語が定義されています。
サービスロボット用語(JIS B 0187)
⇒【b)分類 > 1)形態】
分類: サービスロボット用語 > b)分類 > 1)形態
番号: 2110
用語: 人間形ロボット
定義:
人間に似た外観形状と機能とをもつロボット。
対応英語(参考):
humanoid robot
分類: サービスロボット用語 > b)分類 > 1)形態
番号: 2120
用語: 2足歩行ロボット(※1)
定義:
2本の足で移動するロボット。
対応英語(参考):
biped walking robot
分類: サービスロボット用語 > b)分類 > 1)形態
番号: 2130
用語: 顔ロボット
定義:
目、耳、口などを備え、人間の顔の表情に似た変化を表現できるロボット。
対応英語(参考):
face robot
分類: サービスロボット用語 > b)分類 > 1)形態
番号: 2140
用語: 動物形ロボット
定義:
4足、蛇、象の鼻など、動物に似た外観形状と機能をもつロボット。
対応英語(参考):
animal type robot
(※1)
2足歩行ロボットは、足を二本持ち、2本の足で歩行を行うロボットのことですが、ロボットは節(リンク:剛体の構造物)と関節(ジョイント:回転機構または直動機構)で構成されるリンク機構になっています。
関節はモーターなどのアクチュエータ(、ロボットの動力を発生させる動力機構で、電機、油圧、空気圧エネルギーをロボットの運動に変換するモータ)で駆動されます。
二足歩行ロボットのフレームには高い剛性が求められると同時に、低い工作精度だと制御が困難になることがあるために高い部品精度が求められます。
軽量化のためアルミニウム製の2足歩行ロボット部品がよく使われますが、近年では剛性と加工性を重視してスチールが用いられることもあります。
アルミニウム製の2足歩行ロボット部品の例(以下)。
2足歩行ロボットパーツ A5052P t1.5 アルミニウム合金 (赤)ピンクアルマイト処理
2足歩行ロボットパーツ A5052P t2.0 アルミニウム合金 黒アルマイト処理
2足歩行ロボットパーツ A5052P t1.2 アルミニウム合金 白アルマイト処理