ロボットの種類-学習用,産業用,掃除,2足歩行,溶接,知能,機械工学など

 

移動機構/全方向移動機構/足/脚/懸架装置(サスペンション)



移動ロボットに関連する用語を規定している移動ロボット用語において、”c)機械構造”に分類されている用語のうち、『移動機構』、『全方向移動機構』、『足』、『脚』、『懸架装置(サスペンション)』のJIS規格における定義その他について。

歩行ロボット(2足歩行ロボット)、自立移動ロボット、クローラ移動ロボットなどの移動ロボットの、機械構造、運動・歩行運動、移動計画、制御、移動環境、運動性能などに関連する用語として、移動ロボット用語(JIS B 0186)において、”c)機械構造”に分類されている移動ロボット用語には、以下の、『移動機構』、『全方向移動機構』、『』、『』、『懸架装置(サスペンション)』などの用語が定義されています。

移動ロボット用語(JIS B 0186)
⇒【c)機械構造


分類: 移動ロボット用語 > c)機械構造

番号: 3010

用語: 移動機構

定義:
移動を生じさせる機構。

対応英語(参考):
mobile mechanism


分類: 移動ロボット用語 > c)機械構造

番号: 3011

用語: 全方向移動機構

定義:
姿勢とは無関係に任意の方向に移動できる機構。

対応英語(参考):
omni-directional mobile mechanism


分類: 移動ロボット用語 > c)機械構造

番号: 3020

用語:

定義:
移動面と接触し、接触中に移動面との間の相対運動を伴わない移動ロボットの剛体又は機構部分。

対応英語(参考):
foot


分類: 移動ロボット用語 > c)機械構造

番号: 3030

用語:

定義:
本体と足又は車輪を結ぶ剛体又は機構部分。

対応英語(参考):
leg


分類: 移動ロボット用語 > c)機械構造

番号: 3040

用語: 懸架装置(サスペンション)(※1)

定義:
本体を支え、移動面からの振動や衝撃を緩和する装置。

対応英語(参考):
suspension


(※1)
懸架装置(サスペンション)のうち、変位、力、ダンピング特性を制御することができる懸架装置(サスペンション)のことを、能動サスペンション(アクティブサスペンション)といいます。