タスクモデル/機能モデル/幾何モデル
知能ロボットに関連する用語を規定している知能ロボット用語において、”a)コントロールパス関連用語”の分類の中で、”1)モデル”に分類されている用語のうち、『タスクモデル』、『機能モデル』、『幾何モデル』のJIS規格における定義その他について。
人や動物がもつ論理的推論、学習、認識・理解などの知的機能の全部或いは一部を備え持つロボットである知能ロボットの、モデル、学習、レベル計画、サーボイング、センシングパスなどに関連する用語として、知能ロボット用語(JIS B 0185)において、”a)コントロールパス関連用語”の分類の中で、”1)モデル”に分類されている知能ロボット用語には、以下の、『タスクモデル』、『機能モデル』、『幾何モデル』などの用語が定義されています。
知能ロボット用語(JIS B 0185)
⇒【a)コントロールパス関連用語 > 1)モデル】
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 1)モデル
番号: 100100
用語: タスクモデル
定義:
遂行すべき作業のモデル。
対応英語(参考):
task model
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 1)モデル
番号: 100200
用語: 機能モデル
定義:
物体の役割、用途などを記述したモデル。
対応英語(参考):
functional model
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 1)モデル
番号: 100300
用語: 幾何モデル
定義:
物体のユークリッド幾何学(※1)的情報を表現したモデル。
対応英語(参考):
geometric model
(※1)
ユークリッド幾何学とは、幾何学体系の一つであり、古代エジプトのギリシア系哲学者エウクレイデス(英名:Euclid ユークリッド)の著書「原論」に由来する幾何学のことです。
相対する幾何学には、非ユークリッド幾何学があり、ユークリッド幾何学が面や歪みのない空間の図形の性質を探求するものであるのに対して、非ユークリッド幾何学は、曲面や歪んだ空間の図形を探求する幾何学です。