ルールベースト計画/プロダクションルール/ワーキングメモリ
知能ロボットに関連する用語を規定している知能ロボット用語において、”a)コントロールパス関連用語”の分類の中で、”3)作業レベル計画”に分類されている用語のうち、『ルールベースト計画』、『プロダクションルール』、『ワーキングメモリ』のJIS規格における定義その他について。
人や動物がもつ論理的推論、学習、認識・理解などの知的機能の全部或いは一部を備え持つロボットである知能ロボットの、モデル、学習、レベル計画、サーボイング、センシングパスなどに関連する用語として、知能ロボット用語(JIS B 0185)において、”a)コントロールパス関連用語”の分類の中で、”3)作業レベル計画”に分類されている知能ロボット用語には、以下の、『ルールベースト計画』、『プロダクションルール』、『ワーキングメモリ』などの用語が定義されています。
知能ロボット用語(JIS B 0185)
⇒【a)コントロールパス関連用語 > 3)作業レベル計画】
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 3)作業レベル計画
番号: 120300
用語: ルールベースト計画
定義:
状況・行動の対のようなルール形式で表された知識に基づいて作業計画(※1)を行うこと。
対応英語(参考):
rule-based planning
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 3)作業レベル計画
番号: 120301
用語: プロダクションルール
定義:
ある状況が成立するときに所定の行動を実行するように記述した規則。
対応英語(参考):
production rule
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 3)作業レベル計画
番号: 120302
用語: ワーキングメモリ
定義:
プロダクションルールを適用するために現在の状況を格納する作業用メモリで、短期記憶に相当する。
対応英語(参考):
working memory
(※1)
作業計画とは、タスクプランニングともいい、与えられた環境のもとで、作業内容、作業手順などを計画することをいいます。