状態空間/探索空間/関節空間/作業領域
知能ロボットに関連する用語を規定している知能ロボット用語において、”a)コントロールパス関連用語”の分類の中で、”2)空間”に分類されている用語のうち、『状態空間』、『探索空間』、『関節空間』、『作業領域』のJIS規格における定義その他について。
人や動物がもつ論理的推論、学習、認識・理解などの知的機能の全部或いは一部を備え持つロボットである知能ロボットの、モデル、学習、レベル計画、サーボイング、センシングパスなどに関連する用語として、知能ロボット用語(JIS B 0185)において、”a)コントロールパス関連用語”の分類の中で、”2)空間”に分類されている知能ロボット用語には、以下の、『状態空間』、『探索空間』、『関節空間』、『作業領域』の用語が定義されています。
知能ロボット用語(JIS B 0185)
⇒【a)コントロールパス関連用語 > 2)空間】
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 2)空間
番号: 110100
用語: 状態空間
定義:
状態変数が張る空間。
対応英語(参考):
state space
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 2)空間
番号: 110200
用語: 探索空間
定義:
検索を行う状態空間。
対応英語(参考):
search space
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 2)空間
番号: 110300
用語: 関節空間
定義:
能動関節ベクトル(関節変数の組)が張る空間。
対応英語(参考):
joint space
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 2)空間
番号: 110400
用語: 作業領域
定義:
手首基準点によって掃引される領域と、そこにおける手首の各ジョイントの可動範囲とを合わせた領域。
対応英語(参考):
work space