能動センシング/非接触センシング/能動ビジョン
知能ロボットに関連する用語を規定している知能ロボット用語において、”b)センシングパス関連用語”の分類の中で、”4)知覚レベルセンシング”に分類されている用語のうち、『能動センシング』、『非接触センシング』、『能動ビジョン』のJIS規格における定義その他について。
人や動物がもつ論理的推論、学習、認識・理解などの知的機能の全部或いは一部を備え持つロボットである知能ロボットの、モデル、学習、レベル計画、サーボイング、センシングパスなどに関連する用語として、知能ロボット用語(JIS B 0185)において、”b)センシングパス関連用語”の分類の中で、”4)知覚レベルセンシング”に分類されている知能ロボット用語には、以下の、『能動センシング』、『非接触センシング』、『能動ビジョン』などの用語が定義されています。
知能ロボット用語(JIS B 0185)
⇒【b)センシングパス関連用語 > 4)知覚レベルセンシング】
分類: 知能ロボット用語 > b)センシングパス関連用語 > 4)知覚レベルセンシング
番号: 230100
用語: 能動センシング
定義:
探索的動作又は、行動と認識の並列動作に基づいてセンシング(※1)すること。
対応英語(参考):
active sensing
分類: 知能ロボット用語 > b)センシングパス関連用語 > 4)知覚レベルセンシング
番号: 230200
用語: 非接触センシング
定義:
対象物体に接触することなく、その状況や相対関係を検出すること。
対応英語(参考):
noncontact sensing
分類: 知能ロボット用語 > b)センシングパス関連用語 > 4)知覚レベルセンシング
番号: 230300
用語: 能動ビジョン
定義:
画像入力装置の位置や状態を、目的に応じて変化させながら複数の画像を取得することのできる視覚(※2)システム。
対応英語(参考):
active vision
(※1)
センシングとは、センサによる物理量の信号変換とその情報処理をあわせて、ロボットの制御に必要な情報を抽出すること。
(※2)
視覚とは、光学的情報に関する感覚のことです。
視覚を実現するためのセンサを視覚センサといいます。