学習制御/ニューラルネットワーク/遺伝的アルゴリズム
知能ロボットに関連する用語を規定している知能ロボット用語において、”a)コントロールパス関連用語”の分類の中で、”8)学習”に分類されている用語のうち、『学習制御』、『ニューラルネットワーク』、『遺伝的アルゴリズム』のJIS規格における定義その他について。
人や動物がもつ論理的推論、学習、認識・理解などの知的機能の全部或いは一部を備え持つロボットである知能ロボットの、モデル、学習、レベル計画、サーボイング、センシングパスなどに関連する用語として、知能ロボット用語(JIS B 0185)において、”a)コントロールパス関連用語”の分類の中で、”8)学習”に分類されている知能ロボット用語には、以下の、『学習制御』、『ニューラルネットワーク』、『遺伝的アルゴリズム』などの用語が定義されています。
知能ロボット用語(JIS B 0185)
⇒【a)コントロールパス関連用語 > 8)学習】
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 8)学習
番号: 170400
用語: 学習制御
定義:
過去の時点で得られた制御過程をもとに、制御パラメータ、及び/又はアルゴリズムを、逐次所要の条件を満たすように修正していく制御。
対応英語(参考):
learning control
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 8)学習
番号: 170500
用語: ニューラルネットワーク
定義:
生体の神経の情報処理過程をモデル化し、自己組織化(※1)・学習・記憶などを行う人工神経回路網。
対応英語(参考):
neural network
分類: 知能ロボット用語 > a)コントロールパス関連用語 > 8)学習
番号: 170600
用語: 遺伝的アルゴリズム
定義:
遺伝、とうた(淘汰)、突然変異などの生物の進化のメカニズムを参考にした、適応、最適化のための計算手法。
対応英語(参考):
genetic algorithm
(※1)
複数のロボットが一つの目的のために自らの判断によって他のロボットと結合するなどの組織化を実行する複数台ロボットシステムのことを、自己組織化ロボットといいます。