安全防護領域/安全防護装置/イネーブル装置/ホールド・トゥ・ラン
電子部品実装ロボットに関連する用語を規定している電子部品実装ロボット用語において、”e)安全性”に分類されている用語のうち、『安全防護領域』、『安全防護装置』、『イネーブル装置』、『ホールド・トゥ・ラン』のJIS規格における定義その他について。
電子部品をプリント配線板の所定の位置に挿入又は装着するロボットである電子部品実装ロボットの、機械構成、制御、特性・機能、安全性、関連装置などに関連する用語として、電子部品実装ロボット用語(JIS B 0144)において、”e)安全性”に分類されている電子部品実装ロボット用語には、以下の、『安全防護領域』、『安全防護装置』、『イネーブル装置』、『ホールド・トゥ・ラン』などの用語が定義されています。
電子部品実装ロボット用語(JIS B 0144)
⇒【e)安全性】
分類: 電子部品実装ロボット用語 > e)安全性
番号: 5320
用語: 安全防護領域
定義:
安全防護装置によって人(※1)の侵入を制限された領域。
対応英語(参考):
sefeguarded space
分類: 電子部品実装ロボット用語 > e)安全性
番号: 5330
用語: 安全防護装置
定義:
人を危険源(※2)から守るために設けたガード又は安全装置。
対応英語(参考):
sefeguard
分類: 電子部品実装ロボット用語 > e)安全性
番号: 5340
用語: イネーブル装置
定義:
供給者によってあらかじめ定められた位置に保持されている間に限り、実装ロボットの作動を可能にするための手動操作装置。
対応英語(参考):
enabling device
分類: 電子部品実装ロボット用語 > e)安全性
番号: 5350
用語: ホールド・トゥ・ラン
定義:
人手で操作したときだけ作動し、離すと動作が停止する機能。
対応英語(参考):
hold-to-run control
(※1)
ここでいう人とは、要員(運転操作、保守などのために特別に雇用され訓練を受けている者)を含むすべての人間のことです。
(※2)
危険源とは、人に障害を与えたり健康を害したりするおそれのある状況又は要因のことです。
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