バッドマークセンシング/オートツールチェンジ/ノズルスキップ
電子部品実装ロボットに関連する用語を規定している電子部品実装ロボット用語において、”d)特性・機能”に分類されている用語のうち、『バッドマークセンシング』、『オートツールチェンジ』、『ノズルスキップ』のJIS規格における定義その他について。
電子部品をプリント配線板の所定の位置に挿入又は装着するロボットである電子部品実装ロボットの、機械構成、制御、特性・機能、安全性、関連装置などに関連する用語として、電子部品実装ロボット用語(JIS B 0144)において、”d)特性・機能”に分類されている電子部品実装ロボット用語には、以下の、『バッドマークセンシング』、『オートツールチェンジ』、『ノズルスキップ』などの用語が定義されています。
電子部品実装ロボット用語(JIS B 0144)
⇒【d)特性・機能】
分類: 電子部品実装ロボット用語 > d)特性・機能
番号: 4260
用語: バッドマークセンシング(※1)
定義:
多数個取りプリント配線板の不良マークを検出し、良品プリント配線板に対してだけ電子部品実装を行う機能。
対応英語(参考):
bad mark sensing
分類: 電子部品実装ロボット用語 > d)特性・機能
番号: 4270
用語: オートツールチェンジ(※2)
定義:
実装する電子部品に対応してツール(チャック(※3)又はノズル(※4))を自動交換、又は自動切換えする機能。
対応英語(参考):
automatic tool change
分類: 電子部品実装ロボット用語 > d)特性・機能
番号: 4280
用語: ノズルスキップ(※5)
定義:
不良ノズルを使用しない機能。
対応英語(参考):
nozzle skip
(※1)
電子部品実装ロボットの機能を表す記号として、バッドマークセンシングを表す記号は以下になります。
バッドマークセンシング
(※2)
電子部品実装ロボットの機能を表す記号として、オートツールチェンジを表す記号は以下になります。
オートチェンジツール
(※3)
チャックとは、電子部品を部品供給部から取り出し規正するユニットのことです。
(※4)
ノズルとは、電子部品を部品供給部から吸着するユニットのことです。
(※5)
電子部品実装ロボットの機能を表す記号として、ノズルスキップを表す記号は以下になります。
ノズルスキップ
[ ロボット > 電子部品実装ロボット ]