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インタロック/存在検出装置/ガード/ロックアウト,タグアウト



電子部品実装ロボットに関連する用語を規定している電子部品実装ロボット用語において、”e)安全性”に分類されている用語のうち、『インタロック(安全防護のための)』、『存在検出装置』、『ガード』、『ロックアウト/タグアウト』のJIS規格における定義その他について。

電子部品をプリント配線板の所定の位置に挿入又は装着するロボットである電子部品実装ロボットの、機械構成、制御、特性・機能、安全性、関連装置などに関連する用語として、電子部品実装ロボット用語(JIS B 0144)において、”e)安全性”に分類されている電子部品実装ロボット用語には、以下の、『インタロック(安全防護のための)』、『存在検出装置』、『ガード』、『ロックアウト/タグアウト』などの用語が定義されています。

電子部品実装ロボット用語(JIS B 0144)
⇒【e)安全性


分類: 電子部品実装ロボット用語 > e)安全性

番号: 5360

用語: インタロック(安全防護のための)(※1)

定義:
実装ロボット又は周辺装置の制御システム及び動力システムと、安全防護装置
(※2)とが相互に結合して安全を確保する仕組み。

対応英語(参考):
interlock


分類: 電子部品実装ロボット用語 > e)安全性

番号: 5370

用語: 存在検出装置

定義:
安全防護領域
(※3)への人の侵入を検知するための装置。

対応英語(参考):
presence sensing device


分類: 電子部品実装ロボット用語 > e)安全性

番号: 5380

用語: ガード

定義:
(※4)を保護するために、特に用いられる機械構造物。

対応英語(参考):
guard


分類: 電子部品実装ロボット用語 > e)安全性

番号: 5390

用語: ロックアウト/タグアウト

定義:
エネルギー供給装置又はその制御下にある周辺装置の操作を禁止するために、エネルギー供給装置の安全側の位置に固定具若しくは表示札をつけること。

対応英語(参考):
lockout/tagout


(※1)
インタロックに関連するJIS規格には、以下などがあります。

JIS B 9710
機械類の安全性―ガードと共同するインタロック装置―設計及び選択のための原則

この規格では、動力の性質とは独立にガードに関連する装置の設計及び選択のための原則や、電気インタロック装置のための要求事項について規定されています。
一般的に、インタロック(インタロック装置)とは、特定の条件のもとで機械要素の運転を防ぐことを目的とした機械装置、電気装置、又はその他の装置のことをいいます。

(※2)
安全防護装置とは、人を危険源から守るために設けたガード又は安全装置のことです。

(※3)
安全防護領域とは、安全防護装置によって人の侵入を制限された領域のことです。

(※4)
ここでいう人とは、要員(運転操作、保守などのために特別に雇用され訓練を受けている者)を含む全ての人間のことです。