存在検知装置/安全運転速度/リスク/安全作業手順
産業用ロボットに関連する用語を規定している産業用マニピュレーティングロボット用語において、”g)安全性”に分類されている用語のうち、『存在検知装置』、『安全運転速度』、『リスク』、『安全作業手順』のJIS規格における定義その他について。
学習用ロボット(学習制御ロボット)、知能ロボット、移動ロボット、溶接ロボット等の産業用ロボットの種類・名称、産業用ロボットの形式、機械構造、運動学、プログラム・制御、ロボット言語、性能、安全性などに関連する用語として、産業用マニピュレーティングロボット用語(JIS B 0134)において、”g)安全性”に分類されている産業用ロボット用語には、以下の、『存在検知装置』、『安全運転速度』、『リスク』、『安全作業手順』などの用語が定義されています。
産業用マニピュレーティングロボット用語(JIS B 0134)
⇒【g)安全性】
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > g)安全性
番号: 7090
用語: 存在検知装置
定義:
定められた平面又は空間への人の侵入を検知するための装置。
対応英語(参考):
presence sensing device
ISOの項目番号(参考):
−
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > g)安全性
番号: 7100
用語: 安全運転速度
定義:
ロボット供給者によって用意される唯一の選択速度であって、人がロボットの危険(※1)な動きから回避したり又はその動作を停止させたりするために、あらかじめ制限された速度。
対応英語(参考):
reduced speed
ISOの項目番号(参考):
−
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > g)安全性
番号: 7110
用語: リスク
定義:
傷害が起こる確率と傷害の度合いとの組合せ。
対応英語(参考):
risk
ISOの項目番号(参考):
−
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > g)安全性
番号: 7120
用語: 安全作業手順
定義:
作業中に起こり得る傷害の可能性を減少させるために定められた作業手順。
対応英語(参考):
sefe working procedure
ISOの項目番号(参考):
−
(※1)
危険とは、人に傷害を与えたり健康を害したりする恐れがある要因のことです。