ロボット言語/動作レベル言語/対象レベル言語/作業レベル言語
産業用ロボットに関連する用語を規定している産業用マニピュレーティングロボット用語において、”e)プログラミング及び制御”の分類の中で、”4)ロボット言語”に分類されている用語のうち、『ロボット言語』、『動作レベル言語』、『対象レベル言語』、『作業レベル言語』のJIS規格における定義その他について。
学習用ロボット(学習制御ロボット)、知能ロボット、移動ロボット、溶接ロボット等の産業用ロボットの種類・名称、産業用ロボットの形式、機械構造、運動学、プログラム・制御、ロボット言語、性能、安全性などに関連する用語として、産業用マニピュレーティングロボット用語(JIS B 0134)において、”e)プログラミング及び制御”の分類の中で、”4)ロボット言語”に分類されている産業用ロボット用語には、以下の、『ロボット言語』、『動作レベル言語』、『対象レベル言語』、『作業レベル言語』などの用語が定義されています。
産業用マニピュレーティングロボット用語(JIS B 0134)
⇒【e)プログラミング及び制御 > 4)ロボット言語】
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > e)プログラミング及び制御 > 4)ロボット言語
番号: 5410
用語: ロボット言語
定義:
タスクプログラム(※1)又は制御プログラム(※2)を記述するための形式言語。
対応英語(参考):
robot languages
ISOの項目番号(参考):
−
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > e)プログラミング及び制御 > 4)ロボット言語
番号: 5420
用語: 動作レベル言語
定義:
ロボットの単位動作レベルに対応するプログラミング言語。
対応英語(参考):
motion level languages
ISOの項目番号(参考):
−
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > e)プログラミング及び制御 > 4)ロボット言語
番号: 5430
用語: 対象レベル言語
定義:
対象物体間の取扱いレベルに対応するプログラミング言語。
対応英語(参考):
object level languages
ISOの項目番号(参考):
−
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > e)プログラミング及び制御 > 4)ロボット言語
番号: 5440
用語: 作業レベル言語
定義:
一つのまとまった作業のレベルに対応するプログラミング言語。
対応英語(参考):
task level languages
ISOの項目番号(参考):
−
(※1)
タスクプログラムとは、ロボットシステムに作業を実行させる手順、動作、条件などを指示するプログラムのことです。
通常、タスクプログラムは、利用者が作成します。
タスクとは、アプリケーションの中の、ある限定された作業のことです。
(※2)
制御プログラムとは、ロボットシステムの機能を実現するための固有のプログラムのことです。
通常、制御プログラムは、ロボットの利用者が変更することはできません。