作業指示プログラミング／オフラインプログラミング
産業用ロボットに関連する用語を規定している産業用マニピュレーティングロボット用語において、”e）プログラミング及び制御”の分類の中で、”２）プログラミング”に分類されている用語のうち、『作業指示プログラミング』、『オフラインプログラミング』のJIS規格における定義その他について。
学習用ロボット（学習制御ロボット）、知能ロボット、移動ロボット、溶接ロボット等の産業用ロボットの種類・名称、産業用ロボットの形式、機械構造、運動学、プログラム・制御、ロボット言語、性能、安全性などに関連する用語として、産業用マニピュレーティングロボット用語（JIS B 0134）において、”e）プログラミング及び制御”の分類の中で、”２）プログラミング”に分類されている産業用ロボット用語には、以下の、『作業指示プログラミング』、『オフラインプログラミング』などの用語が定義されています。
産業用マニピュレーティングロボット用語（JIS B 0134）
⇒【e）プログラミング及び制御 > ２）プログラミング】
分類： 産業用マニピュレーティングロボット用語 > e）プログラミング及び制御 > ２）プログラミング
番号： 5250
用語： 作業指示プログラミング
定義：
ロボットの動作する経路（※1）、軌道（※2）などを直接指示しなくても作業目的を指示することによって作業を実行できるプログラムを作成すること。
対応英語（参考）：
goal directed programming
ISOの項目番号（参考）：
5.2.5
分類： 産業用マニピュレーティングロボット用語 > e）プログラミング及び制御 > ２）プログラミング
番号： 5260
用語： オフラインプログラミング
定義：
ロボットから独立した機器でタスクプログラム（※3）を決定し、その後に、ロボットにプログラミング情報を入力するプログラム。
対応英語（参考）：
off-line programming
ISOの項目番号（参考）：
5.2.4
（※1）
経路とは、ポーズ（空間における位置及び姿勢）の順序集合のことです。
（※2）
軌道とは、時間をパラメタにとって表現した経路（ポーズの順序集合）のことです。
（※3）
タスクプログラムとは、ロボットシステムに作業を実行させる手順、動作、条件などを指示するプログラムのことです。
通常、タスクプログラムは、利用者が作成します。
タスクとは、アプリケーションの中の、ある限定された作業のことを意味します。
