教示プログラミング/動作指示プログラミング
産業用ロボットに関連する用語を規定している産業用マニピュレーティングロボット用語において、”e)プログラミング及び制御”の分類の中で、”2)プログラミング”に分類されている用語のうち、『教示プログラミング』、『動作指示プログラミング』のJIS規格における定義その他について。
学習用ロボット(学習制御ロボット)、知能ロボット、移動ロボット、溶接ロボット等の産業用ロボットの種類・名称、産業用ロボットの形式、機械構造、運動学、プログラム・制御、ロボット言語、性能、安全性などに関連する用語として、産業用マニピュレーティングロボット用語(JIS B 0134)において、”e)プログラミング及び制御”の分類の中で、”2)プログラミング”に分類されている産業用ロボット用語には、以下の、『教示プログラミング』、『動作指示プログラミング』などの用語が定義されています。
産業用マニピュレーティングロボット用語(JIS B 0134)
⇒【e)プログラミング及び制御 > 2)プログラミング】
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > e)プログラミング及び制御 > 2)プログラミング
番号: 5230
用語: 教示プログラミング
定義:
ロボットのエンドエフェクタ(※1)、若しくは模擬ロボット機構を手で動かすか、又は教示ペンダントを用いて、要求どおりにロボットを動かすことによってプログラムを作成すること。
対応英語(参考):
teach programming
ISOの項目番号(参考):
5.2.3
分類: 産業用マニピュレーティングロボット用語 > e)プログラミング及び制御 > 2)プログラミング
番号: 5240
用語: 動作指示プログラミング
定義:
ロボットの動作する経路(※2)、軌道(※3)などを指示することによってプログラムを作成すること。
対応英語(参考):
motion programming
ISOの項目番号(参考):
−
(※1)
エンドエフェクタとは、ロボットが作業対象に直接働きかける機能をもつ部分(例えば、把持部、ナット締め具、溶接ガン、スプレーガン)のことです。
(※2)
経路とは、ポーズ(空間における位置及び姿勢)の順序集合のことです。
(※3)
軌道とは、時間をパラメタにとって表現した経路(ポーズの順序集合)のことです。